ミュージシャン向け!ライブ配信に必要な機材とは?ポイントや注意点など

自分の音楽をより多くの人に楽しんでもらいたい、そんな思いからライブ配信を考えているミュージシャンも多いのではないでしょうか。ライブ配信を始めるにはどんな機材を用意すれば良いのか、注意点や気をつけたいポイントを分かりやすくまとめました。ライブ配信を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ライブ配信とは何か?

そもそもライブ配信とはどういったものなのでしょうか?ライブ配信とは、簡単に言うとテレビやラジオの生放送のようなイメージで、リアルタイムで視聴者へ情報を届ける配信方法です。テレビやラジオと違う点は、視聴者とのやり取りが可能な点です。これはライブ配信における大きな特徴と言えます。

ライブ配信は2017年頃から急激な広まりが見られ、特にゲーム実況や音楽は人気のジャンルとなっています。配信プラットフォームも増え、YouTube LiveやInstagram、Twitchなど選択の幅も広くなっています。メーカーが広告のために新作ゲームの実況をしたり、アイドルや芸人が認知度や親近感を上げるために視聴者とトークしたりと、その目的もさまざまです。コミュニケーションが取れるメリットを活かし、会議やセミナーをライブ配信する企業もあります。

そして、ミュージシャンにとっては自身の腕前を手軽に披露できる場として最適な場です。ファンの方にわざわざ会場に来てもらわなくてもライブをすることができ、気軽にライブを楽しんでもらえます。配信側も必要な機材が揃ってさえすれば会場費も不要ですから、双方にとってメリットが多いと言えます。最近では機材の性能も上がり、受信する側のパソコンやスマホの性能も高いことから、より臨場感のあるライブ配信が可能となっています。

プロミュージシャンがライブ配信するなら使いたい機材と気を付けたいポイント

ライブ配信は、何もこだわらなければパソコンやスマートフォンのみで簡単に出来てしまいます。しかし、プロミュージシャンなら音響や映像にはこだわりたいところです。より臨場感を高め、ファンの方々に音楽を楽しんでもらいましょう。

音質のクオリティを上げるために必要となる機材は、マイク、オーディオミキサー、オーディオインターフェースの3つです。そして、より高画質にしたい場合にはビデオキャプチャーデバイスを用意しましょう。また、複数台のカメラで撮影して映像を切り替えたい場合には、ビデオスイッチャーも必要です。しかし、これでは機材が多く場所を取り、少々煩わしいかもしれません。機材をスッキリさせたいのであれば、ミキサー、スイッチャー、キャプチャーデバイスの3機能がひとつにまとまったAVストリーミングミキサーを使用すると良いでしょう。この場合はオーディオインターフェースも不要となるのでよりシンプルです。

それぞれの機材の役割と注意ポイント

ここでは、ライブ配信に必要な機材について役割や注意点を詳しく見ていきましょう。まずはマイクです。これはもちろん、歌声や楽器の音を拾うための機材です。ミュージシャンにとってマイキングはとても大切な要素ですから、選ぶ際には性能を確認しましょう。特にどの方向からの音を優位に拾うかの指向性は重要です。歌声をしっかり集音したい場合には、単一方指向性(カーディオイド)や超単一指向性(スーパーカーディオイド、ハイパーカーディオイド、ウルトラカーディオイド)を選ぶと良いでしょう。また、シンガーと楽器演奏者が向き合って演奏する場合には双指向性のマイクが適しています。種類によってはスイッチで指向性を切り替えられるものもあるため、目的に合ったマイクを選択するのがコツです。

次に、オーディオミキサーとオーディオインターフェースについてです。オーディオインターフェースの役割は、声や楽器などの音(アナログ信号)をパソコン機器などで扱うことの出来るデジタル信号に変換することです。マイクとオーディオインターフェースの間にオーディオミキサーを繋ぐことで、複数の音源をミックスして配信することが可能となります。

より映像画質を良くするためには、HDMI出力(音声と映像を同時に出力できる方式)のビデオカメラがオススメです。このHDMIをUSBに変換し、パソコン機器などで扱えるようにする役割を担うのがビデオキャプチャーデバイスです。ビデオスイッチャーはその名の通り、映像の切り替えに使用します。複数のビデオカメラを使うことでライブ映像に展開や抑揚がつき、メリハリのある配信動画を制作できます。これを導入したケースではオーディオインターフェースは不要で、オーディオミキサーとオーディオキャプチャーデバイスの間にビデオスイッチャーを接続します。

最後にミキサー、スイッチャー、キャプチャーデバイスのオールインワンとして便利な機材がAVストリーミングミキサーです。音声の調整や映像の切り替えや組み合わせ、テロップ合成などを1台で担うことが可能な便利機材となっています。オーディオミキサーに接続できますので、ライブハウスのミキサーに繋いで配信することが可能です。よりシンプルに配信をしたい人に向いている機材と言えます。

まとめ

今回は、本格的な音楽ライブ配信を目指す方に最適な音響、映像機材を解説しました。機材の扱いに慣れている方や細かい設定をしたい方は、それぞれの役割を果たす各機材を揃え、よりシンプルに簡単に配信したい方はオールインワンのAVストリーミングミキサーを使うことがオススメです。ぜひ自身に合ったライブ配信機材選びの参考にしてください。